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2019.09.27 - In 婦人科系
女性特有のお悩みに寄り添って<喜田直江先生>

こんにちは。トレスマリア 代表のバルドゥッチ淳子です。ある素敵な女性から、女性特有のお悩みに寄り添う、女性器専門のお医者様がいらっしゃるのよってご紹介頂いたのが、喜田直江先生でした。もともと産婦人科の先生で、多くの女性が女性器周りのことを悩んでいたことから、そんな女性たちに寄り添いたいと銀座に女性器専門の女性だけのクリニックを立ち上げられたそう。そんなまっすぐで心温かい喜田直江先生のクリニックには、毎日国内外からたくさんの女性たちが訪れています。そんな喜田直江先生に、日本人女性のデリケートゾーンの状態やおすすめのケア方法に関してお伺いしてみました。

*****

Q1.患者さんのデリケートゾーンの現状はいかがですか?

毎日いろんな患者さんが来られて診察してみますと、ご自分のデリケートゾーンを自分で見たことがないという方が大半なんですね。ご自分でみられていませんので、毛もたくさん生えていますし、しっかりと洗えていないという方がとても多いのが現実です。あとご年齢いかれている方は、皮膚の状態が乾燥しいていることも多いですね。

Q2.デリケートゾーンのお手入れはなぜ必要ですか?
人間の身体はもともと弱酸性で保たれていまして、デリケートゾーンというのはその中でも特に強い酸性で守られているところなんですね。酸を強くすることで、外からの雑菌を殺して、デリケートゾーンを守るという作用があって、その部分を中性やアルカリ性の洗浄剤で洗ってしまいますと、せっかくの酸性が落ちてしまいます。ですので、デリケートゾーンに合わせた酸性でつくられた洗浄剤を使う必要があります。

また、皮膚に比べて、粘膜っていうのはだいたい40倍位吸収しやすいっていわれています。デリケートゾーンは粘膜にとても近い部分ですので、普通のお肌に比べるととても吸収する率が高くなっています。ですので、使われてる洗浄剤の成分はしっかりと調べて刺激の少ないものをお使いいただくのがよいかと思います。

Q3.においやムレの原因はなんでしょうか?
デリケートゾーンというのは下着でおおわれています。特に毛の処理をしていない方は、毛によってもムレが生じるんですね。まず、毛の処理がきちんとできていない、そしてデリケートゾーンがしっかり洗えていないというのも原因の一つですね。

Q4.かゆみや黒ずみの原因は何でしょうか?
かゆみや黒ずみというのは乾燥が一つの大きな原因となっています。お顔と一緒で、デリケートゾーンも乾燥しますし、特にご年齢とともに女性ホルモンが減ってくる影響で、より乾燥しやすくなってきます。そこで、きちんとしたお手入れができていないとより乾燥しまして、それがかゆみの原因になってしまったり、あとは摩擦で黒ずみが生じてしまいます。ですので、お顔と同様に、入浴後の保湿が必要となってきます。

Q5.日々のお手入れについて教えてください。
まずはご自分のデリケートゾーンを鏡で見て頂くことから初めていただいています。
邪魔になっている毛の処理をして頂いて、それからご自身のデリケートゾーンの、特にひだとひだの間のごみがたまりやすい部分、をご自身で確認して頂いて、そこをきちんと専用のソープで洗っていただくようにしています。洗った後は、お顔と一緒でどうしても乾燥しやすくなってきますので、それに対してはしっかり保湿もしていただくようにお願いしています。

もし、いつもと違うようなニオイだったり、おりものだったりというのが気づかれた場合は、お気軽に婦人科の方に受診されることをおすすめいたします。

*****

喜田直江先生の机の上には、コンピューターと鏡が置いてあって、「この鏡はデリケートゾーンを見ていただくためのものですよ」っておっしゃったのが印象的でした。実際に、女性器を専門に診られ、手術や治療をたくさんされていて、とても安心感でいっぱいの先生でした。デリケートゾーンのトピックは、お友達や家族にもお話したことが無いという女性が大半です。でも一度お話しを始めると、お手入れのこと、脱毛のこと、生理用品のこと、ランジェリーのこと、パートナーとのこと、、、とお話は尽きないトピックですよね。女性器周りは恥ずかしいよりも、とても大切なエリア。生理が重い方や不順な方、妊娠したい方、女性器周りでお悩みの方は、一度専門医を訪れてみてはいかがでしょうか。自信に溢れ、健康で幸せな女性が増えることを願っています。

喜田直江先生のメッセージ動画はこちらから↓
https://youtu.be/XDE-jPEAaaM

 

 

 

 

 

 

 

 

喜田直江(きだ・なおえ)
なおえビューティークリニック院長
平成13年 京都府立医科大学卒業後、産婦人科医として多数の分娩・手術症例を経験。平成15年 形成外科医として、形成外科の基本から縫合の技術まで幅広く習得。平成18年 大手美容外科にて美容外科・美容皮膚科全般を習得。とくに婦人科系の美容手術は、日本でも有数の症例数を誇る。平成23年10月、東京銀座でなおえビューティークリニックを開院。

 

 

 

 

 

東京銀座 なおえビューティークリニック
東京都中央区銀座5-5-1, 9階
電話:03-5537-7560

記)トレスマリア 代表 バルドゥッチ淳子

#トレスマリア、#デリケートゾーン、#喜田直江、#なおえビューティークリニック、#女性器、#バルドゥッチ淳子


Written By junko-balducci On 2019.09.27





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