婦人科検診の受診率は何%?のお話
ちゃんと婦人科検診に行っていますか?
婦人科系疾患を抱えて働く女性の年間の医療費の支出と生産性の損失を合計すると、少なくとも6.37兆円にもなるとか!(医療費1.42兆円、生産性損失4.95兆円)だから、婦人科検診を受けましょう、婦人科に行きましょうって最近よく聞くようになったのですね。
Q. これまで婦人科検診に行ったことはありますか?
A. 全体の約30%が婦人科検診に行ったことがない (n=2,091)
20代では約半数が婦人科検診に行ったことがないそうです。そして、自分は健康だから定期的に婦人科を受診しないという人がほぼ半数という。
Q. 婦人科を定期的に受診したことがない理由はなんですか?
A.
・健康なので行く必要がない (46.5%)
・検診に行くのが面倒くさい (20.2%)
・病院へ行くのが苦手である (28.4%)
・仕事や家庭で忙しくて行く時間がない (24.4%)
・婦人科へ行くのが恥ずかしい (13.5%)
・その他 (1.2%)
(n=570)
婦人科検診を一度も受診したことがない女性は約30%だった。約30%ってたいしたことないじゃない?って思うかもしれないけれど、他の先進国に比べたら、日本は最下位クラスだそうです。日本でも、かかりつけの婦人科医がいたならば、きっと検診は必要だと自然に感じ、時間もつくられることでしょう。また、婦人科系トピックへの意識が高ければ、病院への苦手意識や恥ずかしいといった情緒面もクリアできるのではないでしょうか。
婦人科系トピックが、恥ずかしいことから、大切なことへと認識されることが第一歩。それによって、かかりつけの婦人科医をもったり、或いは、定期的に婦人科へ通うことがいつか習慣となるのでしょう。だから今、私たちがデリケートゾーンや婦人科系トピックへの意識を高めることは、家族や友人そして次世代のより豊かなライフスタイルに繫ることでしょう。
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記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci
情報元)日本医療政策機構
source) HGPI Health and Global Policy Institute